はじめまして。
コラムを担当しますエイジングプランナーの矢作(やはぎ)です。
住まいや福祉用具に詳しい福祉住環境コーディネーターという分野を基本に、その人の暮らし全般をみる福祉環境アドバイザーとして、その方の悩みや課題に向き合いつつ、出会ったことやひと、ものについて綴りたいと思います。
初回は私の父のお話を・・・。
父89歳。昨秋より認知機能の低下が見られるようになっていた。
持病の定期健診の折に、かかりつけ医から介護保険の利用を勧められ、父が住む地元の地域包括支援センターで、家族として介護認定の申請をお願いした。
福祉環境アドバイザーとして、ふだんは仕事で訪れている地域包括支援センター。
当事者として職員の方と向き合うと勝手が違う。なぜか力が入る。
担当する職員は認知症に詳しいだろうか?
父や母との相性はどうだろう。
窓口が休日の場合の対応はどうなるのか。
訪問調査にはどんな人が来るのかも気になる。
かかりつけ医の意見書のやり取りは、同居してない私はどうお願いしたらいいのだろう・・・?
色々と気をもんでしまう私だが、福祉環境アドバイザーとしての私は封印して、ここはひとつ、担当職員のかたにお任せしてみたいと思う。