05 高齢者への虐待 過去最多に…

高齢者への虐待ニュース エイジングプランナーコラム

厚生労働省から発表された2018年度の高齢者虐待に関する調査結果、私たちも考えさせられる数字でした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000056-jij-pol

施設職員の虐待件数は、昨年から約20%増の621件。
一方、家族や親族からの虐待が、17,249件。

施設での虐待については、職場環境や待遇改善を訴える声や、職員は入居者から酷い言葉をかけられることもある!という声も。

施設をご案内する私たちのもとへも、施設で虐待や事故などがあった際に連絡がくることがあります。
その連絡等を見ていても、その施設(企業)がどうとらえているかが垣間見えるんです。
1.しっかり事実を伝え、対応策についても知らせてくる施設
2.事実のみ伝えてくる施設
3.なにも知らせてこない施設
おおまかにいうとこんな具合。
施設を紹介している私たちをその施設がどう見ているかももちろんありますが、総じて評判の良い企業が運営する施設で事故等が起こってしまった場合は、おのずと1が多いですね。

施設選びの基準に職員の人員配置(3対1とか2.5対1など、介護付有料老人ホームではその基準が明示されています)、は一つの要素ですが、私たち施設をご案内するプロは、職員への教育体制など現場へのフォロー体制や、職員の離職率なども気にかけています。
どこの業界も人手不足が叫ばれる中、介護は特にそれが顕著。
こした虐待などが起こらぬよう、魅力ある現場づくり・環境を整えようと一部の介護業者では取り組みがはじまっています。
このページを見ていただいているかたには、そんな視点からも施設のご案内ができたらとも思います。

家族・親族からの虐待件数などなど、まだまだ書き足りませんが今日はこのへんで。