今日は千葉市稲毛区の介護付有料老人ホーム「アーバンリビング稲毛」の見学に同行してきました。
アーバンリビング稲毛は、現在入居予定を含め満室。
入居希望の場合、待機登録をしてもらい空き次第のご案内になる施設です。
全100室と室数も多いアーバンリビング稲毛は、住宅地の真ん中に建っています。
目の前も左右も戸建てのお宅。
初めて行くかたは道中この並びにあるの!?と思うはずですが、戸建てのお宅の並びに施設が見えてきます。
車通りも比較的ある御成街道からも一本入るので音も気になりません。
この時期ですので入念に手洗い消毒、マスクを着用し入館します。
1階には季節を感じるお雛様が飾っていて、入居者や来訪者を出迎えます。
今回ご覧いただいたお客様は、遠方に住むお母様の呼び寄せを検討されているお客様。
認知症の心配もあり施設を検討されていらっしゃいますが、いくつか施設をご覧いただくなかで、満室ではありますがアーバンリビング稲毛も見学にお連れしました。
定員103名の施設ということもあり、スタッフも多く、各階にいくとスタッフのかたとも多くすれ違います。
アーバンリビング稲毛は居室担当制をとっており、そのお部屋の入居者の担当ヘルパーさんが決まっています。
居室担当制というと、担当者がマンツーマンでそのお部屋の入居者をみる、というイメージを持たれるかたもいますが、主な役割としては入居者、そのご家族の窓口となりご要望や連絡事項をお伝えすること、そのご入居者のことを施設で一番知っている、という役割が主で、実際の介護は他の介護スタッフも行います。
この入居者側と施設側のやり取りのなかで、窓口がこの人と決まっているのって実は意外に大切なポイントです。
施設にご入居後
・細かなことなど誰に伝えたら良いかわからない・・・
・スタッフに伝えたはずなのに、施設全体には伝わっていなかった・・・
・施設長がいつも対応してくれるけれど、施設長にこんなこと言っていいのかしら・・・
なんてお話はよく聞かれます。
この居室担当制がしっかりしている施設だと、こうしたことも少なくご家族と施設側のコミュニケーションもうまくはかれます。
お部屋は18.5㎡のお一人部屋と、ご夫婦で入れる38.44㎡のお二人部屋。
今回はご入居前の一人用の個室を見ることができました。
トイレの仕切りもカーテンタイプではなく引き戸式のドア。
手すりや便座前のバーも使いやすいですね。
建物の構造として、中央にヘルパーステーションがあり、三方向に居室が配置されていますが、廊下の死角がなく見渡しが良い造り。
ヘルパーステーション前にある日差しが入る食堂には、体操が終わったあと皆さんお茶を飲まれていて各階のご入居者の様子も見ることができました。
やはり、ご自分のお母さん、お父さんと同じくらいの年齢のかたがいるか、身体状況も同じくらいの人がいるか、など気になるところですよね。
パンフレットの情報や説明で入居者の平均年齢や介護度を聞くだけではなく、実際に見て感じていただくことは非常に重要です。
今回はすぐの入居は難しい施設の見学でしたが、3か月後とか半年以内には入居したい、というご希望のかたは、満室な施設の「待機登録」を含めた検討をされても良いかと思います。
[施設名] アーバンリビング稲毛
[事業者名]株式会社日本ケアリンク
[種別] 介護付有料老人ホーム
[住所] 千葉県千葉市稲毛区山王町327-1
[アクセス]JR稲毛駅より京成バス「山王町」バス停下車徒歩5分
[費用] 例)一人部屋 入居金0円プランの場合
敷金26万1,000円 / 月額費用18万5,330円
※2020年3月現在