57 IT先進国との格差にショック

高齢者のタブレット利用 エイジングプランナー矢作コラム

先日、日本とデンマークを結んで、高齢化社会で役立つIOT(モノのインターネット)についてウェブ会議が開かれ参加した。
デンマークでは一人一台スマホやタブレットを持っているのがあたり前で、それで血圧や心拍数など健康を管理できる。さらに、役所、病院、公共施設等とも繋がっていて、自宅で色々な証明書がプリントアウトできたり、レントゲン画像を見ることもできると聞き驚いた。

この差はなんなのだろう。
そもそも日本はIT後進国である。
政府や自治体からして、未だに対面、FAX、ハンコが主流であり、支払いのキャッシュレス化も進んでいない。
政策のトップが60代70代では無理ないのかもしれない。かく言う私も、アップロードやダウンロード中にいちいち許可を求められ、その都度迷ってしまったりする。

まずは先端機器に不慣れな人でも使えるような、簡単で分かりやすい機種やアプリを作ってほしい。
高齢者が増えていく国にこそ必要不可欠なテクノロジーなのではないかと思う。

先のウェヴ会議だが、会議ではなく「デンマークはどうしてそんなに進んでるの !?」という質問会になってしまった。

IT担当大臣にも参加してもらえば良かったかなぁ・・・。
高齢者のタブレット利用